AGU RESEARCH

世界を解き明かすコラム
ー 研究者に迫る ー

私たちが生きている世界には、
身近なことから人類全体に関わることまで、
さまざまな問題が溢れています。
意外に知られていない現状や真相を、
本学が誇る教員たちが興味深い視点から
解き明かします。

※ 動画マークの付いているものは、映像コンテンツが含まれます。

  • 法務研究科
  • 裁判員制度で裁判が変わる
  • 新倉 修 名誉教授
  • 2009年から始まった「裁判員制度」。この制度により国民の目線による健全な意見を取り入れた裁判を行うことが可能になったが、さまざまな課題も見えてきた。国民が参加しやしく、より完成度の高い制度となるよう、その仕組みを理解し、現状と課題に目を向け、今後のあり方を考える。(2013年掲載)

  • 社会情報学部
  • よりよいコミュニケーションを考える
  • 高木 光太郎 教授
  • よりよいコミュニケーションをとる術が盛んに語られる昨今。しかし、そもそもコミュニケーションをとる相手は「他人」。ここではコミュニケーションを「お互いを分かり合え、伝え合う術」と捉えるのではなく、「違う考え方の相手とコミュニケーションをとる」と心得、望ましいコミュニケーションのあり方を説く。(2012年掲載)

  • 理工学部
  • 毎日の暮らしに「IE」を役立てよう
  • 松本 俊之 教授
  • 世界中の工場や企業で活用されている「IE(経営工学)」。しかし「IE」とは本来、私たちの暮らしに役立てるもの。そして、夢をかなえるツールでもある。ここでは「IE」とは何かを解説し、「IE」を日々の生活にどう活用するかを説く。(2012年掲載)

  • 法学部
  • オフレコ問題からメディアの倫理と法を考える
  • 大石 泰彦 教授
  • 「書いたらその社は終わりだからな」・・・相次ぐメディアの「オフレコ破り」の背後に、3.11以降の新しい状況に直面した彼らの「自問自答」が透けてみえる。法に縛られない「表現の自由」とプロ意識としての「メディア倫理」の重要性を説く。(2012年掲載)

  • 経済学部
  • 保険から見る原発問題
  • 本間 照光 名誉教授
  • 東日本大震災による福島第一原発事故での巨額負担は必至。保険の経緯を辿りながら、原子力損害賠償問題が前進しない様々な原因を指摘し、現状の日本の社会のあり方とそれを反映した「保険」のあり方を考える。(2012年掲載)

  • 教育人間科学部
  • 『音の世界』と『心理』とのつながり
  • 重野 純 教授
  • 特に意識することはなくても、「音」は人の心に様々な影響を与えている。「音」が「心」にどんな影響を与えるのか、昔と比べ音環境が一変した現代社会、私たちはどうやって生きることが大切なのかを考える。(2012年掲載)

  • 総合文化政策学部
  • 日本映画がより発展するために
  • 内山 隆 教授
  • 近年、日本映画界全体が好調に見えるが、わずか30年前は谷底時代であった。谷底時代からどのように復活したのか、また今後さらなる発展を目指すには何が必要なのか、国際的な産業として映画を見つめる。(2012年掲載)

  • 社会情報学部
  • 観光の経済効果を景気回復につなげよう
  • 長橋 透 教授
  •  レジャーとして楽しまれている「観光」。観光の歴史をひも解きながら、観光が「貿易」のひとつとなり、国を支える大きな産業であることを見つめる。今後「観光立国」として、日本は何をなすべきか。(2012年掲載)

  • 経営学部
  • 地元のまちを活気あふれるまちへ
  • 三村 優美子 教授
  •  近年30年は日本の地域商業にとって激動の時代となっている。地方の商店街はどうして衰退していったのか、そこからどのようにまちなか再生が活発化してきたのか。その原因と活性化までの軌跡をたどる。(2012年掲載)

  • 文学部
  • 平家物語で読む平清盛像と源平一門
  • 佐伯 真一 教授
  • 2012年のNHK大河ドラマと言えば「平清盛」。大河ドラマでは英雄として描かれている「平清盛」だが、『平家物語』では「悪行の人」として描かれる。その要因や平家一門の運命を『平家物語』で読み解く。(2012年掲載)

  • 国際政治経済学部
  • 健康のための課税は、どれだけ効果があるのか
  • 内田 達也 教授
  • 「たばこ税」を始めとして「ポテトチップス税」、「脂肪税」、「ソーダ税」など、健康増進のための課税が国際的に話題になっている昨今。経済学的な見方で、こうした税がどこまで有効なのかを考える。(2012年掲載)