AGU RESEARCH

未来を創るトピックス
ー 研究成果に迫る ー

青山学院大学の教員は、
妥協を許さない研究者であり、
豊かな社会を目指し、
常に最先端の研究を行っています。
未来を創る本学教員の研究成果を紐解きます。

  • キーワードで絞り込み

  • 国際政治経済学部 国際コミュニケーション学科
  • 掲載日 2024/11/05
  • キャリア形成における社会関係資本の役割:1940年代生まれの日本人女性が国際企業の上級管理職になるまでの軌跡を分析する
  • 末田清子 教授
  • 末田清子教授は、その共編著者としてNautilus Book Silver Awardsを受賞した著書のなかで、先駆的なグローバルリーダーかつ異文化コミュニケーターである日本人女性について論文を執筆しています。キャリア形成において社会関係資本と、その積極的な活用に対する意欲が重要であることを、この論文ではTEM(Trajectory Equfinality Modeling: 複線径路等至性モデリング)を用いて論じています。

  • 社会情報学部 社会情報学科
  • 掲載日 2024/08/27
  • 青山学院大学を「ホーム」に
    DX時代を担う人材を育成
  • 宮川 裕之 教授、居駒 幹夫 教授、山口 理栄 プロジェクト教授
  • 青山・情報システムアーキテクト育成プログラム(通称:ADPISA)は、社会人を対象にDX時代を担う人材を育成する青山学院大学の履修証明プログラムです。エントリー級から上級者向けまで3つの履修モデルが用意され、情報システムを活用してビジネスに新たな価値をもたらす能力を伸ばしていこうと考える社会人が多く参加しています。
    先だって、ビジネスアナリシスの啓発を行う団体IIBAから「BA賞2023」を授与され、学外からも高い注目を集めています。

  • 理工学部 化学・生命科学科
  • 掲載日 2024/07/02
  • 希土類の特性を生かした螺旋型錯体の発光機能を追究
  • 長谷川 美貴 教授
  • 金属イオンが有機分子や他のイオンに取り囲まれた化合物である「錯体」。この金属部分に希土類(レアアース)を用いて光らせる分子の開発と、その機能の解明を長く続けてきた理工学部の長谷川美貴教授が、日本希土類学会で最も権威ある賞「希土類学会賞(塩川賞)」を受賞しました。希土類イオンの周囲に分子を巻きつけるらせん構造を実現した独創的な取り組みで、さまざまな発光機能を持つ分子モデルを作成した点も大きく注目を集めています。

  • 理工学部 物理科学科
  • 掲載日 2024/06/11
  • 将来の技術革新につながり得る超蛍光を用いた光強度の大幅な増幅に成功
  • 北野 健太 助教
  • いまだ不可解な点が数多く残されている量子力学の世界に対して、その解明につながるかもしれない研究成果を理工学部物理科学科の北野健太助教、前田はるか教授のグループが残しました。
    エネルギーの高い状態に励起された量子物質が互いに干渉しあって、高いピーク強度を持った光パルスを発する「超蛍光」の現象を用いて、微弱なレーザー光の瞬間強度を7桁以上増強することに成功。物理学会の権威ある学術誌「Physical Review Letters」誌のオンライン版に論文が掲載されました。

  • 会計プロフェッション研究科 会計プロフェッション専攻/プロフェッショナル会計学(併任)
  • 掲載日 2024/05/31
  • 課税所得計算と企業会計の相違点を多角的・多面的に考察
  • 小林 裕明 教授
  • 企業の経済活動が日進月歩で高度化・複雑化する今日、それに対応する会計処理もまた多様化しています。税法に基づく課税所得計算は株主総会で承認された決算書の数値をもとに行われますが、会計基準のグローバル化に対して従来の課税所得計算の基本思考との乖離が広がっているという現状があります。
    小林先生は今回、著書「課税所得計算と企業会計の接点と乖離」で両者の相違点を体系的に明らかにしたことで、「第32回租税資料館賞(著書の部)」を受賞しました。

  • 理工学部 化学・生命科学科
  • 掲載日 2024/04/26
  • 薬剤性光線過敏症の原因となるケトプロフェンの光化学反応を解明
  • 柏原 航 助教
  • 湿布薬や飲み薬などに薬効成分として含まれている非ステロイド系抗炎症薬の成分であるケトプロフェンは、ときに薬剤性光線過敏症という副作用を発症することで知られています。今回、柏原助教は、過渡吸収分光法という分光学的手法を用いた実験と分子動力学計算による理論分析を組み合わせることにより、これまで明かされてこなかった光線過敏症に結びつく詳細なメカニズムを明らかにし、「日本光医学・光生物学会」で「奨励賞」を受賞しました。

  • 総合文化政策学部 総合文化政策学科
  • 掲載日 2024/02/27
  • 憲法第25条の「文化的」とは何なのか
    「素敵な偶然の出会いがある社会」を考える
  • 中村 美帆 准教授
  • 国民が文化に関わることを人権として認める「文化権」のあり方を検討するに際して、日本国憲法第25条第1項「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という条文、中でも「文化的」という言葉に着目。文化権に関して法学的見地のみならず、歴史学、文学的な多様な分析アプローチで書籍「文化的に生きる権利―文化政策研究からみた憲法第二十五条の可能性」をまとめ、日本文化政策学会第1回「学会奨励賞」を受賞しました。

  • 文学部 日本文学科
  • 掲載日 2023/06/27
  • 国語科教育を支援するオンラインプラットフォーム『COSMOS』が「日本語難民児童」を救う
  • 田中 祐輔 准教授
  • 日本語を母語とせず第二言語として習得するJSL(Japanese as a Second Language)児童に対して、国語教育のためのデータベースとアプリケーションによるオンラインプラットフォーム『COSMOS』を田中祐輔准教授らが研究開発し、無償で公開。誰でも・どこからでも・いつでも学ぶことのできる環境を提供したことが評価され、医療、教育、福祉、環境などの分野で功績を残した団体・個人に対して表彰と支援を行う「SDGs岩佐賞」(公益財団法人 岩佐教育文化財団)を受賞しました。

  • 経済学部 経済学科
  • 掲載日 2023/06/26
  • カーボンプライシングの効果を経済学的・定量的に分析
    〜二酸化炭素の排出削減と経済成長の両立を提案〜
  • 松本 茂 教授
  • 消費に関するミクロデータを用いた分析で、家計に対するカーボンプライシング政策の影響を精緻に分析した松本茂教授らの研究グループが、「市村地球環境学術賞」で「功績賞」を受賞しました。欧米各国に比べ、日本では社会への浸透が遅れている点が指摘されているカーボンプライシング政策に関して、その有効性や効果を経済学的・定量的に分析し、さらに今後に対する政策提言を行い、経済活動を大きく停滞させずに排出削減を実現するための方法を提案した点が高く評価されています。

  • 理工学部 物理科学科
  • 掲載日 2023/06/22
  • 実験室で宇宙プラズマ衝撃波の生成に成功。
    その成果を米科学誌に論文発表
  • 山崎 了 教授
  • 超新星残骸などに存在する宇宙プラズマ衝撃波で作られると考えられる宇宙線。そのメカニズムの解明において、従来は人工衛星による観測が唯一の実証研究の手段でしたが、青山学院大学・山崎了教授ら8大学の共同研究グループが大型レーザーを用いた実験によって実験室内に宇宙プラズマ衝撃波を生成させることに成功し、その成果を米科学誌“Physical Review E”に論文として発表しました。

  • 法学部 ヒューマンライツ学科
  • 掲載日 2023/06/20
  • 難民問題を通じてEUの構造的問題を考察
    〜国際機構のあり方を問い直す大胆な試み〜
  • 大道寺 隆也 准教授
  • 「手本」ととらえられることの多いEUの難民対応のあり方を精緻に分析し、EU立憲主義の限界を鋭く批判。大胆な問題提起を行った大道寺准教授による論文が日本EU学会が授与する「EU研究奨励賞」に選ばれました。EUの出入国管理に目を向けると「いかに入国させないか」「いかに難民申請させないか」といった人権侵害が構造的に放置されている状況があり、これらの問題を踏まえてEU像を編み直し、日本国内での新たなEU像確立を目指します。

  • 理工学部 物理科学科
  • 掲載日 2023/06/19
  • 高温超伝導磁石の開発手法を追究
    〜NMRの小型汎用化の実現を目指す〜
  • 元木 貴則 助教
  • 高温超伝導を実現するバルク磁石育成技術の確立が、多彩な分野に用いられるNMR(核磁気共鳴装置)の小型化・省消費電力化につながるとして、元木貴則助教の研究がNEDO「未踏チャレンジ2050」に採択されました。有機化合物などの構造解析に用いられるNMRは極低温域まで冷却する必要がありますが、元木助教の開発する高温超伝導磁石育成技術によって、従来より広い温度帯での稼働につながり、活用しやすい装置の開発が実現すると期待されます。

  • 国際政治経済学部 国際コミュニケーション学科
  • 掲載日 2024/11/05
  • キャリア形成における社会関係資本の役割:1940年代生まれの日本人女性が国際企業の上級管理職になるまでの軌跡を分析する
  • 末田清子 教授

  • 社会情報学部 社会情報学科
  • 掲載日 2024/08/27
  • 青山学院大学を「ホーム」に
    DX時代を担う人材を育成
  • 宮川 裕之 教授、居駒 幹夫 教授、山口 理栄 プロジェクト教授

  • 理工学部 化学・生命科学科
  • 掲載日 2024/07/02
  • 希土類の特性を生かした螺旋型錯体の発光機能を追究
  • 長谷川 美貴 教授

  • 理工学部 物理科学科
  • 掲載日 2024/06/11
  • 将来の技術革新につながり得る超蛍光を用いた光強度の大幅な増幅に成功
  • 北野 健太 助教

  • 会計プロフェッション研究科 会計プロフェッション専攻/プロフェッショナル会計学(併任)
  • 掲載日 2024/05/31
  • 課税所得計算と企業会計の相違点を多角的・多面的に考察
  • 小林 裕明 教授

  • 理工学部 化学・生命科学科
  • 掲載日 2024/04/26
  • 薬剤性光線過敏症の原因となるケトプロフェンの光化学反応を解明
  • 柏原 航 助教

  • 総合文化政策学部 総合文化政策学科
  • 掲載日 2024/02/27
  • 憲法第25条の「文化的」とは何なのか
    「素敵な偶然の出会いがある社会」を考える
  • 中村 美帆 准教授

  • 文学部 日本文学科
  • 掲載日 2023/06/27
  • 国語科教育を支援するオンラインプラットフォーム『COSMOS』が「日本語難民児童」を救う
  • 田中 祐輔 准教授

  • 経済学部 経済学科
  • 掲載日 2023/06/26
  • カーボンプライシングの効果を経済学的・定量的に分析
    〜二酸化炭素の排出削減と経済成長の両立を提案〜
  • 松本 茂 教授

  • 理工学部 物理科学科
  • 掲載日 2023/06/22
  • 実験室で宇宙プラズマ衝撃波の生成に成功。
    その成果を米科学誌に論文発表
  • 山崎 了 教授

  • 法学部 ヒューマンライツ学科
  • 掲載日 2023/06/20
  • 難民問題を通じてEUの構造的問題を考察
    〜国際機構のあり方を問い直す大胆な試み〜
  • 大道寺 隆也 准教授

  • 理工学部 物理科学科
  • 掲載日 2023/06/19
  • 高温超伝導磁石の開発手法を追究
    〜NMRの小型汎用化の実現を目指す〜
  • 元木 貴則 助教

「研究・産官学連携」に関するお問い合わせはこちら

「取材依頼」はこちら

関連キーワード